【レッスンの特徴】マシンを使わず、マットで行う理由

2019年1月16日

今日は、「マシンを使わず、マットでレッスンを行う理由」について

書いてみようと思います。

(↓写真は妊娠8ヶ月の私と、ピラティスマシンです)

ピラティスマシン

私は10年以上、ピラティスマシンを使ってレッスンを行っていました。

その経験と、クライアントさんの体の変化をみて、マットでのピラティスレッスンに切り替えました。

マットピラティスの方が、日常生活での体の使い方が変わりやすく、体の変化が早かったからです。

不快症状のない、居心地の良い体に整えていけます。

私は産休中に、ピラティスのレッスンができる場所として、ピラティス専門スタジオを、クライアントさん達にご紹介しました。

私も所属している、マシン完備のスタジオです。

私が産休中はそちらに通われて、産後レッスン再開時に皆さん戻ってきてくださいました。

そして、こんなお声を頂きました。

他のインストラクターの方にピラティスマシンでレッスンをして頂いて、
マシンもあれこれ使って、
なんだか「動いた~!」という“やった感”があって楽しかったです♪  

ですが、体が変わらないのです。
肩や腰は重いまま。

こちらは、マットで地味(笑)なレッスンでも、体が本当に気持ちよく楽になるので、戻ってきました!

同世代のお友達は皆、あちこち痛い・・・って言っています。

この年で体に痛い場所がどこもないって、本当に快適です!!

(調布市在住 60代 Mさま)

こちらのお話をお伺いして、

「たまには派手さも取り入れましょうか(笑)」と、二人で笑いすぎて、
レッスン中笑いをこらえるのに必死でした。( *´艸`)

マットピラティスは、重力を感じながら、体のバランスを見つめ、改善していくレッスン。

ピラティスさん(ピラティス考案者)は、ケガをして動けない兵士のリハビリのために、ベッドにスプリングなどをつけてエクササイズを教えていました。
それがピラティスマシンとなりました。

ジョセフピラティス マシンの原型

マシンは、本当に動けない方の為のものでした。

また、都内で色々なインストラクターと一緒にレッスンをしていて感じたことがあります。

インストラクターの経験値が上がれば上がるほど、マシンを使わずマットでレッスンをする時間が長くなる。

レッスンの半分以上マシンを使わないということもざらです。

資格を取りたてのインストラクターは、ほとんどの時間マシンを使います。
(もちろん、私も最初はそうでした(*^^*))

それだけ、マットピラティスはインストラクターの技術力が必要ということでもあり、体の変化も早く、効果も高いのです