ウイルス情報と不安一色の今、私達にできること。
TVをつけるとコロナ一色。
学校は休みになり、ディズニーランドやUSJは休園、様々なイベントも中止。
情報が錯綜し、不安が世の中を満たしています。
薬局からはマスクとアルコール消毒液が消えました。
そんな私達が、今できること。
それは、手洗いや咳エチケットなどにはもちろん気をつけつつ、
自分の免疫力を高めるだけ、だと私は思います。
ピラティスの考案者ジョセフ・ピラティス氏は、第一次世界大戦中にイギリスの収容所に入れられていました。
そこで看護師となり、収容所のテント内で、同胞の健康管理のためにエクササイズを考案・指導していました。
1918年、イギリスでインフルエンザが大流行して数千人が死亡した際、彼がいた収容所のテント内では、誰一人感染しなかったそうです。
これはピラティスの歴史の中でとても有名な話です。
ピラティスは、単なる運動や筋トレ、フィットネスではなく、生理学的な効用があります。
自律神経や内分泌系にも働きかけ、整えます。
心臓を強く安定させ、血液循環をよくし、インナーマッスルを強化、神経系、内分泌系を整えることで、
免疫系が強くなります。
また、ピラティスは、
Body(体),Mind(思考),Spirit(魂)を
完全に調和させるためのメソッドです。
世の中が混沌とし、不安感で満たされても、不安や恐怖に飲み込まれず、ありのまま、
現状の本質を見ることができるようになります。
グラウディングといって、大地にしっかりと根を張るようにして立てるので、
ちょっとやそっと押されても、精神的にも安定し、倒れない自分になれます。
また、Spirit(魂)の本当にやりたいことがわかるようになります。
自分が心から幸せと思える人生を、選び直していくことができるようになるのです。
ボディバランスを整えたり、体の不調や痛みを改善するのは大前提で、上記のような効果があるのがピラティスです。
まずは深呼吸からはじめてみましょう。
自分の体にしっかり目を向けて。