『本当はこうしたい』は、身体の奥で響いている。

子どもの頃って、
身体の奥から湧いてくる「響き」みたいなものを、
そのまま感じて
生きていたんじゃないかと思う。

水たまりを見たら、飛び込みたい。
夢中になって絵を描きたい。
日が暮れるまで公園で遊びたい。
サッカーしたい。
永遠なんじゃないかと思うくらい踊りたい。
歌いたい。

「これをやったら得なのか」とか、
「人からどう思われるのか」とか、

そんなことを考えるより先に、

やりたい!!

が、身体から湧いてくる。
そして、その響きのまま動いていた。

でも少しずつ、
何時間も椅子に座ったり、
集団行動をしたり、
周りに合わせたり、
外側で起こる出来事に反応して生きる
ことだけを学んで、

私はだんだん、
外側だけを見て
生きるようになっていきました。

まあ、なんでそうなったのかは、
ここではそんなに重要ではなくて。

ただ、いつしか
身体の奥で何かが響いていても、

「気のせいかな」
「まぁ、いっか」
と気づかないふりをしたり、
特に意味のないものとして
扱うようになった。

そして、その生き方を続けていたら、
私の現実は、
あらら、びっくり、

衰退&望まない方向へ進む一方でした。

私はもともと、
小さい頃からエネルギーに敏感でした。

でも、
自分が感じていることを
親にも友達にも、
誰にも理解されなくて、

学生の途中で、
完全に感じないように
その感覚に蓋をした。

鳴り響くエネルギーを感じても、
聞こえないふりをして
過ごしてきました。

(そしたら背骨が
グシャリと曲がってしまったんだけど、
それはまた別でお話します。)

大人になって、
なぜだか現実が思っていたようにならない、
どんどん上手くいかなくなっていって。

よく巷にある
世の中の人に認められたメソッドを
やってみたりもした。

「そうだ。
最近アファメーションやってないからだ」
とか、

「最近、瞑想してないからだ」
とか。

大人になってから学んだ
いろいろなメソッドを思い出しては、
またやってみる。

でも、うまくいかない。

何か違う。

そこでやっと、
ほんとうに、やっと、
思い出したんです。

身体の奥の響き。

身体の奥から湧き上がってくる、
ものすごく小さな響き。

「こっちだよ」
「本当はこれがしたいよ」

という響きが、
確かあったよね・・・?ということを。

それは、
私が本当にやりたいことや、
私がそれをやったら
「スーパー幸せ!!」
と感じることを教えてくれていた。

じゃあ、ちょっと感じてみよう。
身体の奥に意識を向けてみよう。

・・・・・・。

むりだった。笑

もはや私は、
身体の奥の奥へ意識を向けることすら、
難しくなっていました。

どうしよう・・・。
まず何が必要なんだろう。

そこで私が思ったのが、
骨組みを整えること。

身体は「お社(おやしろ)」みたいなものだと、
私は常々思っています。

神社のお社と同じ。

お社そのものが傾いていたら、
その中にいる神様も、
本来の力を発揮できない。

だったらまず、
お社を建て直そう。
身体の骨組みを整えよう。

私はそこから始めました。

背骨や肋骨、骨盤など、
身体の土台を整えていく。

すると少しずつ、
呼吸もしやすくなっていく。

骨組みが整うと、
内蔵が元の位置に戻り、
血液、リンパ液、循環液が
滞りなくスムーズに廻るように。

さらに、
横隔膜や呼吸に関わる筋肉が
ちゃんと働けるようにエクササイズをしていく。

身体の中にスペースが生まれて、
呼吸がさらに深くなっていく。

そうやって
身体そのものにかかっているストレスを、
ひとつずつ減らしていきました。

そして、もう一度。
身体の奥に意識を向けてみた。

すると、
やっと感じられたんです!!

私が本当にやりたいこと。

ずっとずっと、
やりたかったこと。

これってね、
例えば寝不足なだけでも、
ものすごく分かりにくくなる。

だって身体が、

「寝たい!!!!」

って大声で叫んでいるから。
当然です。笑

身体に強いストレスがかかっていたら、
身体はまず、
それをどうにかしてほしいと訴える。

例えばずっと猫背で、
いわゆるスマホ首のような状態で
生活していたら、

感じていても、いなくても、
肩や背中はバンバンに凝って、
呼吸はめっちゃ浅い。

自律神経も乱れているし、
眠りも浅い。

そうしたら身体から聞こえてくるのは、
「本当は何がしたい?」
なんていう小さな響きより先に、

「肩痛い!!」
「背中つらい!!」
「休みたい!!」

という大きな声になる。

食事や睡眠が足りていなかったり、
身体が疲れ切っていたりする時も同じ。

「甘いもの食べたい!」
「もっと食べたい!」
「とにかく寝たい!」
「何もしたくない!」

身体を生き延びさせるための要求は、
とても大きな音で響く。

だから、その奥にある
「私は本当はこうしたい」
という小さな響きが、
聞こえにくくなるんだと思う。

だから私が身体を整えるのは、
単に、
「姿勢を良くしたいから」とか、
「美BODYになりたいから」とか
「肩こりをなくしたいから」
だけではなくて、

身体が抱えているストレスを
減らしてあげるため。

身体が大声で訴えなくてもいい状態を、
つくってあげるため。

身体の表面で鳴り響いている、
「痛い!」
「疲れた!」
「眠い!」
「苦しい!」
を少しずつ解消してあげる。

そうすると、
そのさらに奥でずっと響いていた、
「本当は、こうしたい」
が聞こえてくる。

ものすごく小さいけれど、
確かにある響き。

その声を聞かずに、
外に反応して生きていても、
現実は全然上手くいかなかった。

皆が「これが幸せだよね」って言うことを
やってみても、
皆が言うほどの「幸せ」を感じなかった。

身体の奥の響きは、
私が生きていくうえで、
とってもとっても大切な響きで。

その響き=衝動を
できる限り採用して行動していくと、
とてつもない幸せを感じる。

生きていくうえでの
羅針盤。

本当の私が
この人生でやっていきたいことを
教えてくれる響き。

その響きを聞き続けたいから、
私は今日もエクササイズをしています。

コンディショニング(ほぐし・ストレッチ)、
ピラティス、
ヒーリングで
身体を整えて、呼吸をする。

そして身体の奥の響きを感じる。

身体を整えることは、
「本当の自分」の声を
聞くためでもあるのです。

いつもお読みいただき
ありがとうございます。

小川美穂

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