
ピラティスを仕事にしたいと思ったとき
ピラティスが好きで、
いつか仕事にできたら。
そんな気持ちで
資格について調べ始めた方も
多いのではないでしょうか。
調べていくうちに
「思ったより複雑な業界だな」
と感じた方もいるかもしれません。
ここでは、
知っておいてほしい業界の仕組みを
正直にお伝えします。
ピラティス業界の
「フル認定」という前提
ピラティスの資格には
「マット」と
「マシン」
・リフォーマー
・キャデラック
・バレル
・チェアー
などの種類があります。
業界では
マットを含めた5種類以上を取得した
「フル認定」を持っていることが、
インストラクターとして、一人前の状態で
かつ、スタートラインとされています。
フル認定後に
アドバンスの資格がある流派が
多いです。
リフォーマー1種類のみ取得しても
業界内では
「学び始めたばかり」
「学んでいる途中」
のインストラクターという認識になります。
美容師でいう
研修中のシャンプー係のような位置づけ。
これ、資格を調べ始める前から
知っていた方は、
あまり多くないのでは
ないでしょうか。
私は知りませんでした。
フル認定を取得するまでに
かかるお金
フル認定を取るまでの
費用の目安は、以下のとおりです。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 資格取得費用(4種類以上) | 約200万円 |
| プライベートレッスン・自主練習費用 | 約30万円〜 |
| 合計(資格取得まで) | 約230万円〜 |
さらに、資格を維持するためには
年間約5万円以上の
ワークショップ受講が必要になることが
ほとんどです。
資格を持ち続ける限り、
毎年かかってくる費用です。
230万円という金額、
少し立ち止まって
考えてみてください。
その投資がいつ回収できるのか、
資格取得の段階では
見えにくいのも、
正直なところです。
資格を取ったあとの活動スタイル

マシンピラティスで個人活動する場合、
機材の問題も出てきます。
- マシン1台の価格:約60〜80万円
- 重量:1台100kg以上
- 必要なスペース:1台につき5畳以上
- 運搬・設置費用:別途必要
こうした条件から、
多くのインストラクターは個人ではなく
スタジオと契約して
レッスンを行う形をとっています。
スタジオ契約の場合、
レッスン料の約3割以下が
自分の収入になるケースが一般的です。
資格取得に230万円、
そして収入はレッスン料の3割以下。。。
この仕組みを知った上で、
それでも目指したいと思えるかどうか。
変わりつつある業界の現状と、
変わらない現実
一方で、業界には
もう一つの変化も起きています。
ピラティスの需要が急速に高まる中、
資格を持つインストラクターが
圧倒的に不足しています。
その結果、
会社の研修を経て、
無資格・未経験でも採用される
スタジオが増えてきました。
「資格がなくても
インストラクターになれる時代」
と聞くと、
一見ハードルがすごく下がったように
感じるかもしれません。
ただ、私のところには
現役インストラクターの方から
こんなご相談が多く届きます。
「有名スタジオで働いているけれど、
クライアントに変化が起こせない」
「身体のことを質問されても、
マニュアル通りにしか答えられない」
実際に、私の講座の受講生の中にも、
すでにスタジオで活動している方が
いらっしゃいます。
そして残念なことに、
知識不足のインストラクターによる
事故やケガも後を絶たない
というのが現状です。
「身体を良くしたい!」と思って
ピラティスを始めてくださったのに
逆にケガをさせてしまうことほど
悲しいことはありません。。。
クライアントの体を
預かる仕事である以上、
無資格・未経験からのスタートは、
私はおすすめできません。
そして、この知識量では
独立して自分の生活スタイルに合わせて
豊かに活動していくことも
難しいです。
こうした業界の仕組みを
全部知った上で、
それでも、
ピラティスで生きていきたい
と思うかどうか。
「別の道があるなら知りたい」方へ。
PIKOには、
マット・ピラティス一本で
無理なく独立を目指せる
認定講座があります。

