PMAの今|団体認定は終了、個人認定へ

2025年7月10日

ピラティス業界で
名前を聞くことの多かったPMA
(Pilates Method Alliance)。

以前は、
一定の水準を満たした教育団体を
「認定スクール」として
公式に認める仕組みがありました。

当時は、
PMAに認定された団体で学ぶことが、
安心や信頼のひとつの指標でもありました。

ですが、現在は、
その制度はなくなっています。

PMAは2019年に、団体認定の仕組みを終了。

現在は、個人認定
(NCPT
:Nationally Certified Pilates Teacher)」
に特化した機関として運営されています。

つまり今は、
どの団体で学んだかよりも、
その人自身が
どんな知識・理解・経験を持っているか
評価の対象となっています。

学ぶ環境を選ぶ際には、
「どこが認定しているか」という
ラベルだけで判断するのではなく、

・何をどこまで学べるか
・どんな人から学べるか
・実際にどうクライアントに還元できるか

といった視点が、
より大切になってきているように思います。

ピラティスを学ぶ人にとっても、
教える人にとっても、

「外側の肩書き」ではなく、
「内側の深さや誠実さ」が問われる時代に
変わってきている——

そんな流れを、ひしひしと感じています。

私自身、長い時間をかけて資格を取得し、
(国際資格2つで4年弱!)
現場で3万人以上のクライアントと
向き合ってきました。

今も学び続けていますが、
本当に大事なのは、

「何を知っているか」よりも、

「目の前の人の変化に
どれだけ寄り添えるか」

寄り添った結果、

もっと学びたくなるし、
学んだことをどんどん伝えていき、
どんなクライアントにも伝わるように
沢山の言い回しのバリエーションをまた学び、、、

という好循環が生まれます。

インストラクターにとって、
“知らない”“わからない”を
自覚することって、
とーっても大切です◎

“わからない”ことを
「ダメだ・・・」と
自分を落としていくのではなくて。

あ、これを学べば良いんだね!
という“気付き”にしていきます。

ピラティスの原理原則にある言葉の一つが
“気づき”です。

気づいたら学ぶ。
その都度学ぶ。

その上で、
その時の自分にできる100%のレッスンを
毎回していけばいい。

その気持や姿勢は、
必ずクライアントに伝わるから。

必ずです。

いつもお読みいただき
ありがとうございます。

Pilates Studio PIKO
小川美穂


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