真のボディメイク法
今日は、私がレッスンで行っているボディメイク法について、お話します。
痛みなどの不快症状がない、健康体 = 美しい曲線BODY。
とはどういうことか。
キャンプで使うテントをイメージしてください。
テントの骨組みがビシッと整っていたら、
テントの布はたるんだり、引きつる場所はなく、
美しいなだらかなラインになります。
体も同じです。
骨組み(足の関節、骨盤、股関節、背骨、肩関節・・・)
を、しっかりはめて整えると、
脂肪や筋肉も、たるんだり引きつる場所はなく、
美しい曲線ラインになります。
これは、地球に存在する物全てに適応されるルール“相似象”といいます。
骨組みは、基本的に現代人、みんな歪んでいます。
今まで何万人もの体を見させていただきましたが、骨組みがビシッと整っている人を見たことがありません。
もちろん、私も歪んでいました。
もう一度、テントをイメージしてください。
テントの骨組みが大きく歪んでいたとします。
テントの布は、たるむところと、ピーンと引きつる場所が出てきます。
引きつったままにしていたら、やぶれてしまうかも。
風が吹いたら倒れるかも。。
テントの中も忘れてはいけません。
中にいる人はつぶされ、思うように動けません。リラックスもできない。
体も同じ。
骨組みは直さず、たるんだテントの布を、ギューッとたぐり寄せて手で握りしめている状態。
これが、いわゆる「筋トレ」(=アウターマッスルを収縮&硬化させる運動)
でも、ずっと握りしめているととっても疲れます。(ずっと体を収縮させて固めているととっても疲れる)
手を離す(筋トレをやめる)と、すぐにテントの布(脂肪)はたるみます。
テントの布の引きつった場所には、負荷がかかり続け、やぶける寸前!
それが体では痛みやハリ、コリとなって現れます。
ひどいとぎっくり腰や四十肩、五十肩になったり。
そして、布をたぐり寄せてギューッと握っていると、骨組みはもっとずれてきます。
骨組みがずれると、もっと布がたるむ。引きつる。。。
体の中はどうでしょう。
ずれた骨組みに内蔵が圧迫され、
固めた筋肉に外から押され、
動けなくなってしまいます。
血液や循環液もスムーズに流れにくい。肺も膨らみにくく、呼吸が浅くなる。
老廃物が外に出せなくなり、体に溜まっていく。。。
ゆがんだ骨組みのテントを立て直すのに必要なこと。
次の順番で行います。
①布を集めてギュッと握っていた手を離す。(「筋トレ」をやめる)
②引きつった場所、固まったままの場所をほぐして、布をゆるませる(体の中の癒着をとる。ほぐす)
③ほぐしたテントの布をフワッと広げる(筋肉を適正な長さにする。ストレッチ)
④骨組みを立て直し、締め直し、安定させる。(インナーマッスルの強化)
①〜④で、テントの布は美しいラインに自然となります。
変なたるみは消え、締まるところは締まる。張るところは美しく、負荷なく張る。
内臓は元気に動き、血液、循環液も滞りなく流れる。
呼吸も深く、老廃物はスムーズに排出される。
そして、風が吹いても倒れない。
これが、相似象(地球、宇宙の原則)。
痛みや不快症状=骨組みのゆがみ、です。
骨組みが歪んでいると、真の美ボディにはなれない。
逆に、骨組みを①〜④の手順で直すと、
勝手に曲線ラインの美ボディになってしまう♪
真のボディメイク法のお話でした。^^