ウイルス情報と不安一色の今、私達にできること。

2020年3月11日

TVをつけるとコロナ一色。

学校は休みになり、ディズニーランドやUSJは休園、様々なイベントも中止。

情報が錯綜し、不安が世の中を満たしています。

薬局からはマスクとアルコール消毒液が消えました。

そんな私達が、今できること。

それは、手洗いや咳エチケットなどにはもちろん気をつけつつ、

自分の免疫力を高めるだけ、だと私は思います。

ピラティスの考案者ジョセフ・ピラティス氏は、第一次世界大戦中にイギリスの収容所に入れられていました。

そこで看護師となり、収容所のテント内で、同胞の健康管理のためにエクササイズを考案・指導していました。

1918年、イギリスでインフルエンザが大流行して数千人が死亡した際、彼がいた収容所のテント内では、誰一人感染しなかったそうです。

これはピラティスの歴史の中でとても有名な話です。

ピラティスは、単なる運動や筋トレ、フィットネスではなく、生理学的な効用があります。

自律神経や内分泌系にも働きかけ、整えます。

心臓を強く安定させ、血液循環をよくし、インナーマッスルを強化、神経系、内分泌系を整えることで、

免疫系が強くなります。

また、ピラティスは、

Body(体),Mind(思考),Spirit(魂)を

完全に調和させるためのメソッドです。

世の中が混沌とし、不安感で満たされても、不安や恐怖に飲み込まれず、ありのまま、

現状の本質を見ることができるようになります。

グラウディングといって、大地にしっかりと根を張るようにして立てるので、

ちょっとやそっと押されても、精神的にも安定し、倒れない自分になれます。

また、Spirit(魂)の本当にやりたいことがわかるようになります。

自分が心から幸せと思える人生を、選び直していくことができるようになるのです。

ボディバランスを整えたり、体の不調や痛みを改善するのは大前提で、上記のような効果があるのがピラティスです。

まずは深呼吸からはじめてみましょう。

自分の体にしっかり目を向けて。